西宮今津灯台。
西宮今津港は江戸時代初期には江戸まで3週間から1ヶ月かかって西宮郷のお酒を運んでいました。
この下り酒は江戸、 品川港、 茅場町、 新堀、 新川で陸揚げされ、 下り酒問屋に納められていました。 幕末頃には新酒番船で速度も速くなり、 輸送期間も3-4日に短縮されたそうです。 このお酒の出向を見守ってきたのが今津灯台です。 この灯台は文化7年に西宮今津郷、 大関酒造、 五代目の長部長兵衛によって建立、 安政5年に再建されています。 現在もこの灯火灯台は利用されているようですが、 最近の海岸の埋め立てで西宮、 今津の海岸線がだんだん遠くなり、 色んな工場群の中に埋もれています。 それでも昔の面影は少しでも残しているようです。 たまたま明治40年頃の今津灯台とその付近の写真を見かけたので掲示。 灯台の周辺は海岸の砂だけで建物らしい物は何も無いですね。 周辺の景色は現在の姿からは想像が出来ませんが、 灯台は今と同じように見えます。 さて、 或る日冬の日の天気の良い夕暮れ、 夕日に映えて美しいシルエットを見せていましたので思わずシャッターをパチリと切ったのが上記の3枚の写真です。 見事な曲線を見せていますね。 何時までも今津のシンボルとしての存続を願って灯台を離れました。 掲載の写真はカーソルを写真に置きクリックすると拡大します。
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